ダイオードの種類

ダイオード種類といってもさまざまなものがあり、分類の仕方でいろいろな種類に分類されます。回路が扱う周波数に応じて、周波数の高い回路向けの「高周波用ダイオード」、周波数がそれほど高くない用途向けにつかわれる「一般用ダイオード」に分類される種類や、扱う信号の大小に応じて「小信号用ダイオード」、「大信号用ダイオード」に分類される種類もあります。

またダイオードの構成材料によって「ゲルマ二ウムダイオード」と「シリコンダイオード」に分類されます。
「ゲルマニウムダイオード」は「点接触型」の構造をしており、N型半導体の表面にタングステン等の金属針を接触させた構造をしています。「シリコンダイオード」は「接合型」と呼ばれ、N型半導体とP型半導体を接合したもので、現在の一般用ダイオードの種類はほとんどがこのタイプです。

FRD:Fast Recovery Diode  HED:High Efficiency Diode  LLD:Low Loss Diode

一般用、高速用、ショットキーバリアダイオードはいずれも整流用としてつかえますが特定用途のダイオードを整流用に使うと問題が発生します。 型名が不明な種類のダイオード使わないほうが無難です。参考までに秋葉原で出回っているゲルマニウムダイオードの型式はIN60がほとんどかと思います。

ゲルマニウムダイオードの種類は現在ではメーカーでは生産を中止していることもあって資料も手にはいらず分類することが出来ませんでした。

この他にダイオードという名前がついてますが機能的にまったく違う種類のものがあります。それらについて以下のページをお読みください。

発光ダイオードの原理
フォトダイオードの原理

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